傷ついた子供は親を信用するために何度も試します。
本当は子供も親を信用したいのです。
でも、何十年も裏切られ続けてきました。
だから、本当に信用していいのか試します。
親にとっても試練ですが、揺るぎない愛から行動すればお子さんにも伝わります。
少しでも自己弁護や自己正当化していると、お子さんには伝わりません。
混じりっ気なし、純度100%の愛情を見せないと、お子さんは納得できないでしょう。
ただし、それはお子さんのワガママを満たすという意味ではありませんので、誤解しないでくださいね。
「安心して帰る場所がある」ことを態度で示すということです。
子供にとって親は「安全基地」ですから。
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人を愛するとは自分から与えること。
愛するから愛されるのです。
常に家族への感謝を忘れないようにしましょう。
親が好き勝手やって、子供に甘えを満たしてもらうのは「逆転親子」です。
家族に感謝できず、子供の甘えを親が満たせないのなら、あなた自身が未熟な子供ということ。
はじめから子供を作らず、孤独に生きてください。
親になる責任から逃げる人は、親になる資格などありません。
産んだだけ、育てただけではまだ足りず、子育てに「純粋な愛」を込めた親だけが、その反映として子供から愛を返されます。
この世はすべて自分の内面を映し出す鏡です。
お子さんに不満を抱く前に、ご自分の行いを反省しましょう。
子供は親が育てたようにしか育ちません。
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繰り返してはいけません。今からでも自立(エゴの克服)は間に合います。
自立して自分を愛することを学びましょう。あなたの孤独と不安が家族問題の原因です。
※※ご参考までに※※
今すぐできる家族関係修復方法として、感謝時間を作ることをご提案します。毎日、家族一人一人に向けて日記やスマホに感謝の気持ちを書き出しましょう。
もちろん一番良いのは、日ごろから感謝の気持ちを言葉で伝えることです!これまで意識してこなかったことに意識を向ける作業は、心の成長と整理に役立ちます。
他者への感謝が「自己分析」と「自己理解」、ひいては「自己成長」につながります。こんなにも成長させてくれる家族に、さらに感謝できますね。
(子供は親の所有物ではないから一部抜粋)